機能概要
決済代行会社より送られてくる引落結果データを取込むことで、自動的に請求明細、請求管理のステータスが「入金済」or「滞納」に変わる処理が行われます。
引落結果データは「滞納データのみ」or「入金滞納データの混合」いずれの場合でも対応が可能です。
※決済方法により対応できるデータが異なります
処理内容 | 決済方法 | 承認番号 | 支払約定日 | 請求結果 | ファイル形式 |
失敗データを処理する | インサイトPT_SMBC(口座振替)
インサイトPT_SMBC(コンビニ)
インサイトPT_JACCS | 保証番号 | 支払約定日 | -
※すべて失敗 | ヘッダあり |
混合データを処理する | JACCS(口座振替) | 10列目 | 2列目 | 11列目 | ヘッダなし |
混合データを処理する | JACCS(コンビニ) | KeiyakusyaNm | ShiharaiKigen | DSK_Kingaku | ヘッダあり |
混合データを処理する | MUF | 6列目 | 13列目 | 14列目 | ヘッダなし |
下記条件をもとに、取込データと一致する請求管理、請求明細を探し処理を行います。
- 検索条件(請求明細・請求管理)
- 承認番号が一致
- 決済方法が一致
- 約定入金日が対象期間内
- CSVの約定入金日が属する月内
- 約定入金日で判断しているため、複数月処理不可
- 請求ステータスが「請求中」
(例)CSVの約定入金日=2023/03/27 請求明細、請求管理の約定入金日=2023/03/31
事前設定
- 更新対象のレコードの請求ステータスを「請求中」にする
- 概算送金がある場合
- カスタム設定を設定する
- インサイト設定
- JACCS設定
- 支払詳細マスタレコードの作成
使い方
手元に金融機関の引落結果データのCSVデータを用意します。
注意点
- カラム名が適正であること(ヘッダなしの場合は、適切な列に値があること)
- 単月分の処理であること
- データは
Shift-JIS
形式で保存されていること
アプリケーションランチャーから「データ取込」を開きます。
情報を入力します。
- 変換データ:タイトルを入力
- データ種別:「請求結果の反映」を選択
情報の入力と、データのアップロードを行います。
- 処理内容
- 滞納結果データを取込む場合:「失敗データを処理する」を選択
- 入金と滞納両方の結果が記載されたデータを取込む場合:「混合データを処理する」を選択
- 決済方法:決済方法を下記より選択
- 振込
- インサイトPT_SMBC(口座振替)
- インサイトPT_SMBC(コンビニ)
- インサイトPT_JACCS
- インサイトAGT
- JACCS(口座振替)
- JACCS(コンビニ)
- 対象期間
- 対象請求データの約定入金日を入力
- 滞納報告日:滞納報告日を入力
- 残りの請求管理をすべて入金済として処理する
- CSVアップロード:データをアップロードする
※処理内容が混合データの場合は表示無し
チェックあり:取込みデータに載っていないものは、請求明細と請求管理のステータスが「入金済」に変わる
チェック無し:取込みデータに載っていないものは、請求明細と請求管理のステータスは変わらない
「データ取込」をクリックします。
アップロードしたデータをもとに、検索条件に一致するデータが特定され下記の処理が行われます。
処理内容
失敗(=滞納)データを取込んだ場合
- 該当する請求明細と請求管理のステータスが「滞納」に変わります。
- 集送金を両方行っている(支払い詳細に概算送金がある)場合は、決済代行業者への代位弁済送金用の支払詳細が作成されます。
- 代位弁済手数料の請求明細が作成されます。
- 案件の活動履歴に滞納処理の履歴が残ります。
- データ取込時に「残りの請求をすべて入金済として処理する」にチェックを入れた場合は、取込データに載っていないものに対して下記処理が行われます。
- 請求明細と同じ金額の入金管理が自動作成され、入金管理と請求明細が紐づけられます。
- 請求明細と請求管理のステータスが「入金済」に変わります。
※保証契約適用プランに登録された金額で作成されます。
混合データを取込んだ場合
- 入金
- 請求明細と同じ金額の入金管理が自動作成され、入金管理と請求明細が紐づけられます。
- 請求明細と請求管理のステータスが「入金済」に変わります。
- 滞納
- 該当する請求明細と請求管理のステータスが「滞納」に変わります。
- 集送金がセットの場合(支払い詳細に概算送金がある)は、決済代行業者への代位弁済送金用の支払詳細が作成されます。
- 代位弁済手数料の請求明細が作成されます。
- 案件の活動履歴に滞納処理の履歴が残ります。
※保証契約適用プランに登録された金額で作成されます。
成功(=入金)データを取込んだ場合
- 請求明細と同じ金額で入金管理が作成され、入金管理と請求明細が紐づけられます。
- 請求明細と請求管理のステータスが「入金済」に変わります。
- データ取込時に「残りの請求をすべて滞納として処理する」にチェックを入れた場合は、滞納があったものに対して下記処理が行われます。
- インポートデータと同じ決済方法かつ同じ決済日の請求管理、請求明細のステータスが「滞納」に変わる
- 集送金がセットの場合(支払い詳細に概算送金がある)は、決済代行業者への代位弁済送金用の支払詳細と、代位弁済手数料の請求明細が作成される
- 案件の活動履歴に滞納処理の履歴が残る